2024年6月24日月曜日

全国フォーラム&北大プレーパークを開催しました!

日本冒険遊び場づくり協会全国フォーラム2024「いろんな遊び場づくりのヒントが北海道に集結!」を6月23日に実施しました。

170名ほどの参加者が集まり開催されたフォーラムでは、これからの北海道で遊び場を広げるための様々なアイデアが詰まった物でした。

5つの団体の活動報告が述べられた後、遊び場に関わる大人ならではの楽しいトークセッションが行われました。


また、午前中には3回目となる「北大プレーパーク」も開かれ、室内では道内で活動する団体によるポスターセッションと冬の遊び道具の展示会「PLAYFULミュージアム」も行われました。



ここに至るまで、様々な方のご協力を頂きました。
この場を借りてお礼申し上げます。

最後に集合写真と、閉会の挨拶として述べさせていただいた言葉を転記させて頂きます。


---------------------------------------
<フォーラム閉会時のご挨拶>
フォーラムの実行委員長をやらせて頂きました実行委員長の寺坂崇と申します。
みなさんお楽しみいただけたでしょうか。
私はふだん札幌市の中央区桑園地区で活動しており、札幌市プレーリーダー研修など人材育成にも当たらせていただいています。
今回このフォーラムをやるというお話をいただいた時に「まだ北海道でやるのは早いのでは」と弱気な事を言っていたのですが、やるならやってみたいという事でお引き受けさせて頂きました。
実は昨年度北海道内でどれくらいプレーパークをやっているのかという調査をやってみたんですけれども案の定「やっていない」結果が出ました。ひどい所は、行政の方を批判するつもりは無いのですが、プレーパークをやっているけれど、行政側で把握されていないという、なかなか悲しい結果になってしまいました。
そこで、これはどうにか遊び場づくりの大切さを伝えなくてはいけないなと。
ただ、僕らのやっている活動の説明ってものすごく難しいんですよね
昨日、日本冒険遊び場づくり協会の総会があって、その時に聞いたのですが、協会発足時にどんな名前の協会をつくるかと熱い議論があった。その中で「づくり」を付けなくてはいけないよね、という事がありました。
今日来ていただいた皆さんは多分この「づくり」の大切さが伝わったんじゃないかなと思っています。フォーラムを作る時にそこをどうやって伝えようかと思ったんですよね。
いろんな遊び場を見ていいねと思った時に、いろんなやり方がある。今日5人の方に出ていただきましたが、日本全国で約400箇所以上あるんです。僕もこれまで40とか50とかいろんなところに行ったんですけどもぜんぶ違うんですよ。なので、じゃあ自分たちのところでどうやってやろうかという所でいろんなヒントはあるけど自分たちで考えなくちゃいけない。
さっき関戸代表が「遊び場づくりを遊んでいるんだ」という説明をしていたと思うんですけども(登壇のゲストを見ながら)まさにこんな人達ですよ、やっているのが。とても楽しそうですよね。壇上で裸足になる人見たことがない!
という風に楽しんでやってますので、ぜひこの会場にいるみなさんもその仲間に入って頂けると大変嬉しく思います。
さて、いろんなお話をさせていただきましたけれども、北海道ではまずそういった所は分からないから、とにかく楽しんでもらいたいというのが一番でした。だからおもちゃ箱のようなフォーラムにしていきたいなということで始めたんです。そしたら「遊んでいる姿もみてもらいたいね」でプレーパークをやろうとか。「北海道の人たちの発表の場がないじゃない」じゃあポスターセッションをやろうとか。「冬の遊び道具並べてびびらせてやろうぜ」とか、いろいろくっついてきちゃって「おいおいこれどうするんだよ」と言っていたら、しょうがないな手伝ってやるよといってとてもたくさん来ていただけました。
機材とかね今日ですよ打ち合わせしたの。すごい滞り無くやっていただいた。会場の受付だったりとか実は下の見回りとか行ったりしてですね、ほんとに頭がさがる思いで皆さんに大変協力してもらっています。
特に北大プレーパークに関しては、北海道大学。さすが旧帝国大学でして、大学主催以外のものは一切受け入れたことがないそうなんです。でも今回、主催は私達だったんですよ、もう初めて尽くしで。しかし、いろんなご縁がありまして無事やらせて頂くことができて。午前中ものすごく盛況な感じで実施が出来た。北海道大学に対してもありがとございましたとお伝えさせて頂きます。
ということで、最初の熱い話があったり、後半の面白い話もあり、ちょっとでもみなさんの心のなかに「あ、いいな」とか「やってみたいな」とかいう火が灯っていたら嬉しいなと思っています。
で、本州の事例とか今日も話していただきましたが、他の所、羽根木プレーパークとか川崎市子ども夢パークとか見てるとすごいなこの規模とか思うんですけど、ずっと続けているから、あそこにたどり着いたという事があると思っています。
だから、僕たちのもし今日ここ(胸の中)にちょっとしたものが残っていたのなら、その灯火をですね消さないようにずっと、続けていただきたいなと思います。それを僕らが共有できると多分北海道があそびあふれる「PLAYFUL HOKKAIDO」になるかなと思いました。
どうも今日はみなさんありがとうございました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
以上、フォーラムの締めの挨拶より