2020年3月31日火曜日

子どもの体験活動の場Coミドリについて

 2015年4月より札幌市の補助金事業としてNPO法人さっぽろAMスポーツクラブが受諾して生きていた子どもの体験活動の場Coミドリですが、その運営は2020年3月で終了となりました。(2020年4月からは別団体が運営することとなります。

それに伴い、まなびデザインとしての活動は桑園地域を主体とした遊び場づくりに移行することになります。

ここで出会った子供達、大人、真駒内地域から、いろんな事を教わりました。
いろんな事を感じました。
次の5年では、この素敵な遊び場を地域運営に譲渡していく仕組みを作る構想でしたが、叶わず残念でした。いろいろと力不足を痛感しましたが、それでもこの5年間で培ったものをぜひ別の形で広めていきたいと思います。









2020年2月20日木曜日

ロンドンスタディツアー まとめ

 【ロンドンスタディーツアー:まとめ】

すみません、ツアーの仲間と別れたら、なんか一口飲みたくなって祝杯中です。
いやぁ~~。
あっという間のような。
遠い昔のような。
夢のような1週間でした。
帰る当日の朝も、成田に帰ってからも、プラスの議論が続きました。
前を走る人を必死に追いかけ、後ろから来る人に奮起する。
だけどいっしょのゴールを目指している。
そんな素敵な仲間と素敵な日々を過ごさせてもらいました。
いろんなことを学び、いろんなことを感じたこの日々を糧に、今後の活動を組み立てていきたいと思います。



2020年2月19日水曜日

ロンドンスタディツアー 5日目

 【ロンドンスタディーツアー:5日目】

現場であれこれ学ぶのは今日で最終日。
もっと居たいなぁ~という気持ちとともに活動開始です。
■朝はグリニッジ天文台へ。なのですが、時間がないため横を素通り。丘の上にたっているので、ロンドン市街を一望です。
■3度ピアソン冒険遊び場へ。
ケイによるハザードチェックのレクチャーを受けた後、活動開始。日本チームからの差し入れとして、お好み焼きを現地で作りました。反応は真っ二つ。「あ、もういいです。」という子もいれば、「なにこれ、めっちゃおいしいじゃん」という子も。お母さんたちにはレシピをめっちゃ聞かれました。
■ジェス、ケイとのお別れ。
偉大なるトレーナーでもあり、活動家でもあるジェス。
ロンドンの遊び場を見守ってきたケイ。
とてもなごり惜しいのですが、お別れの時間です。
最後におみやげまでいただきました。
受け入れられている、ってこういう感覚なんだなと改めて実感。この感覚が遊び場で最も重要なものだと感じました。
■さて、午後からは3手に分かれて自由時間。
私はマーケット巡りへ行きました。まずはオールドスピタルフィールズマーケット。アジアに比べてこちらのマーケットはやっぱりおしゃれです。シナモンが入ったアップルジュースはとても美味。ぜひ北海道で流行ってほしいなぁ。
■続いてコベントガーデンマーケットへ。ここでは大道芸人がいました。100人以上のギャラリーの中、観衆を魅了するパフォーマンスは、確かにエンターテイメント。なんだろう。分野は全然違うのに、ものすごい刺激を受けました。
■最後の晩餐は中華街の金龍軒にて。(ゴールデンドラゴン!)
このメンバーで過ごす最後のひと時です。それぞれが今回の旅の感想を述べました。分野が違っても、立場が違っても、同じ想いを共有できた、素敵な時間でした。
さて、明日はいよいよ日本に、札幌に戻ります。








2020年2月18日火曜日

ロンドンスタディツアー 4日目

 【ロンドンスタディツアー:4日目】

いよいよツアーも後半戦。今回は冒険遊び場巡りです。
※遊び場の中の写真はありません。直接お見せできることはできますので、ぜひお声がけください。
■朝はちょっと時間がなかったので、移動しながら朝の風景を眺めてます。ナイスミドルなおじさまが市場を開いてましたよ。
■午前中はスリーエーカーズという学童保育へ。ここはかつてパークヒルという冒険あそびばだった場所で、現在ではその場所で学童保育を行って生き残りをかけています。ロンドンの冒険遊び場は、いろいろな事情から現在はこのように柵で覆われています。
■昼食はイギリスの伝統、フィッシュ&チップスです。イギリスに来てからあんまり野菜食べてないなぁ。果物はけっこう出てきます。
■昼からはランプヒル冒険遊び場へ。ここは貧困層のこどもが多い、という地域事情をかかえています。ハックニー区と同様にこのイズリントン区でもボランティア運営の遊び協会(Play Assosiation)があります。障害児向けの冒険遊び場も隣接されていました。
■さらにもう1か所、シェイクスピアウォーク冒険遊び場へ。地域の大人が入れる(オープンアクセスできる)のは、ロンドンの冒険遊び場では、たった3か所という衝撃の事実。ここはそのうちの1件です。ジェスの息子のジェイクとも再開。
■夜はパブでジェスからの問いかけ。
「3つの遊び場を巡って、子ども達の様子に違いはあったか。なかったか。それぞれの理由は何か。」
今のロンドンの現状、日本の未来、自分がやりたいこと、やるべきこと。いろんな問いと答えが錯綜しました。
■2件目のパブでは、ジェイクとイラクの冒険遊び場で遊具づくりを行ったディジーも合流。ディジーは来年度日本に来ます。札幌に来たらぜひベロタクシーに乗りましょう、とお約束。
あ、そうそうおすすめのウィスキー(ヴァルベニー)もしっかり味わってきました!









2020年2月17日月曜日

ロンドンスタディツアー 3日目

 【ロンドンスタディツアー:3日目】

なかなかの勢いの雨です。本来の予定ではStreetPlay(みちあそび)の見学だったのですが、この様子だとどこも中止だとか。(残念!!)なので、午前中はホスピタルプレイの施設見学、午後は観光に切り替えです。
■恒例の朝散歩では、キングスクロス駅にて9と3/4番線を捜索。ホグワーツ魔法学校(のようなショップ)では、クォリティ高いグッズを楽しみました。
■午前中はグレート・オーモンド・ストリート病院を見学。イギリスで最大の小児心臓手術センターで、世界各国からも患者が来るそうです。ここでは子どもたちの療養のために「遊び」が積極的に取り入れられてます。様々な受け入れのための組織、施設の工夫、そして何より(おそらく休日だったであろう)案内役をしていただいたローラさんの情熱に心打たれました。
■医療チームにはプレーワーカーとプレースペシャリストが組み込まれています。それぞれ役割が異なるのですが、こうした体制の中で遊びのスペシャリストが組み込まれており、(すべての病院ではありませんが)制度化されている点が、日本と全く異なるところです。この組織も、与えられたものでなく、日々の活動で勝ち取っていったようで、私たちにはまだまだやれる(やるべき)ことがたくさんあると思いました。
■昼食はパブにて、イギリスの伝統料理「サンデーロースト」を注文。運ばれてくると……でかっ!しかも美味い!誰だ。イギリスの料理はまずいとか言ったのは。
すごいボリュームですが女性陣も完食。今回のメンバーはいろいろすごいです。
■午後からは雨のため観光に切り替え。国立図書館と公園を回った後は、イギリス最大で最古のおもちゃ屋ハムリーズへ。入り口で踊ってる方がいるので、何事かと入ってさらにびっくり。
おもちゃを使った実演のエンターテイナーショウがくりひろげられていました。まさに夢の国。この国からハリーポッターが生まれた理由がよくわかります。
■火曜日の仕込みを終えた後、いつも通りユースで晩御飯。このユースで過ごす夜も最後です。ユースホステルも多くの方に使ってもらえるように、いろいろ変化と進化をしているようです。その時代にあったやり方の模索が必要ですね。








2020年2月15日土曜日

ロンドンスタディツアー 2日目

 【ロンドンスタディツアー(2日目)】

たっぷり寝たので体調万全。時差ボケもゼロ!
なかなかいい感じのスタートです。
■朝はちょっと早めに出発。あの道路であのポージングを決めてきました。
■午前中は昨日も伺ったピアソン冒険遊び場へ。PL歴53年のジェスとケイが出迎えてくれました。歓迎されるって、とっても嬉しいですね。
■まずはジェスの研修。テーマは「intervention(介入)」について。通訳に嶋村さんと、最強の講義です。とても大切なこととユーモアが入り混じる中、時々するどい言葉も飛んできます。ジェスからの問いに全員頭をひねっていると「ほら、プレーワークは簡単な仕事じゃないだろ?」とジェスがにやり。
■午後からはケイのワーク中心のトレーニング。簡単なPA系のゲームを交えながらのプレーワークへの導入は、とても参考になります。ケイのしなやかな母性あふれるワークは、だれもがファンにならずにはいられないと思います。
■研修後は車でサマーフォード遊び場へ。雨の中ちょっと遊んで、そこでも素敵な出会いがありました。途中車内では、イギリス国内でプレーワーカーのトレーナーはたった9人という衝撃の事実を聞きつつ、ロンドン市内の公園(ブルースキャッスル、フィンズベリー)を訪問。
※遊び場の写真はいずれかの機会で。(というのも、ロンドンの遊び場はホントに地域に根差していて、こういう情報が外に漏れだすのは良くないと判断したためです。)代わりにフィンズベリー公園のカモ(白鳥位の大きさ)をごらんください。
■帰路の途中でサッカーファン待望のアーセナルスタジアムにも立ち寄りました。宿に戻っての夕食はみんなでサンドイッチ。ユースにいる間はこれが定番となりそうです。食後はふりかえり。個人個人の感想はさまざまんで、この時間で学びがさらに深いものとなりました。その後はパブへ繰り出しましたが、自分自身の電池切れ。夢うつつのままジョッキを傾けました。






2020年2月14日金曜日

ロンドンスタディツアー 1日目

 【ロンドンスタディツアー:1日目】

長い1日でしたーーー。
■無事ウィーン経由で合計約14時間くらいのフライト後、ロンドンに現地時間9時頃に到着。
その後宿泊先のユースホステルに到着後、現地メンバーと合流。あいさつもそこそこにLONDONPLAYのスタッフが待つ冒険遊び場へ。
■到着後、LONDONPLAYについてのレクチャーを受けました。事前情報でいろいろ情報を得てましたが、やはり現地で触れるのは全然違います。
■昼食後、プレーリーダー歴40年以上(!!)のジェスさんといっしょにPLAYWELLの企画展へ。遊びの重要性について、市民になげかけるための展示。こんな方法もされているのにびっくり。そして平日の昼間にも関わらず来場している人の多さにさらにびっくり。ジェスさんからのリクエストは「企画展を見て感じたことを必ず話せるようにすること。」どうやらレクチャーはすでに始まっているようです。
■そのあとはタワーブリッジ、2階建てバスによる観光。夕食にみんなでサンドイッチを作って食べた後は、参加者のお知り合いの方といっしょにビールで乾杯!(グラスがでかい!)
いやぁ、ほんとに長い1日でした。
※追記
ジェスさんは今年で53年目だそうです。
半世紀以上とは、恐れ入りました。








2020年2月13日木曜日

ロンドンスタディーツアー 0日目

 ロンドンスタディツアー、日本出発組です!

行ってきまーす。